ファイナル
5月7日の覇業FINALをもって、三国志大戦TCGは一時休止となった。
悲しいけど、再開はかなり難しいと思う。
それでも、終了ではなく休止としてくれた気持ちが今となっては暖かく感じられるから、人間(というか自分)って勝手だよなあと思ったり。
さて、自分は何とか3年連続のエリア突破を果たし、最後の舞台に立つ事が出来た。
この事は本当に嬉しく、続けてきて良かったと思った。
覇業FINAL当日、正直今日で終了という実感はまるでなかった。
会場にはいつもの顔触れがいて、いつも通りに軽口叩いてじゃれあっていた。
そうこうしている内に、初戦の組み合わせが発表された。
相手は漢中王。
マジかよ、素直にそう思った。
よくよく考えれば、皆あの厳しいエリア予選を抜けてきているのだ。
手強い相手しかいないのだ。
公式戦では初めてのマッチ、だが俺は厚木の漢中王を何度も下している。
結果、貰い後手からの鬼ブンで、6ターン目にして相手の城壁は0になった。
前のターンに曹純配備し、その時のドローで召喚騎兵引いていたにも関わらず、その召喚騎兵を配備せずに曹純のメイン効果を使い、ミスに気付いた時はもう遅かった。この時召喚騎兵をちゃんと配備してから曹純メイン効果を使用していたら、6ターン目に落城だった。
また、6ターン目に攻撃する順を、女性武将からにしなかったのはぬる過ぎた。
まず召喚騎兵から攻城した後その事に気付き、次は女性武将で攻城したところ、勇将の徳がめくれ、自陣の卞皇后が疲弊となった。
これも、最初からケアしていれば、6ターン目に落城の流れだった。
(自陣に女性武将は2人だった)
敵陣孫尚香の迎撃は、蒋幹合わせて相打ちにして、城と武将を削りに削った。
そして城壁0枚だったので、意気揚々と李通を配備した。
…自陣配備時止められていたにも関わらず、だ。
かつてないプレミに、瞬間頭の中が真っ白になった。
兎にも角にも盤面は勝っているから、次のターンで落城だろう。そう思っていた。
無双連撃します。
俺の盤面は空になった。
それでもこちらは城壁5枚残っていたし、曹操さえ引ければまだいける。
が、引けない。
運命のドロー、相手はどちらも引けなかった。
即裏置きからのドロー、そして糜夫人配備で効果起動。
気が気じゃなかった、しかし、引かれてはいなかった。
この2人を配備してターンエンド。
俺のトップドローは曹丕だった。
2つの甘えたプレミに加え、奥義を忘れるという愚の骨頂。
だからこそ、拾った命を大事にしよう。
切り替えて2戦目へ。
2戦目、覚醒暴君。
マジかよ。
チーム戦での対戦が一度あったと思うけど、その時は象に綺麗にしてやられた。
もしかしたら何処かの宴でもう一度くらい負けていたかもしれないが、いずれにせよ流れるような敗戦であり、苦手意識以前の問題だった。
卓についたところで相手がメモ用紙を見ている。
参加者の情報メモだった。
ダイスに負けて、貰い先手。
明らかにこちらのデッキを理解している。
相手はお触れ使用。
卞皇后配備で曹植攻城、追加配備は出来ず。
その後、アカイナンに卞皇后が飛ばされ、伏兵に計略を合わされ、孟獲配備の最短だけは止めたものの、次ターン配備で鴻姫も落ちる。
その次のターン、孟獲攻撃時にまた鴻姫落ちる。
無論それだけじゃないし、それ以前の話でもあるけど、何も出来ずに終了。
公認大会等で戦う機会も無かったので、一度は勝ちたかったが差の大きさを実感した。
これで1勝1敗となり、後がなくなる。
3戦目、義勇兵群雄の方。
貰い後手でマリガン成功し、初戦同様のブンルート。
最短曹丕着地もあって、6ターン目に落城勝利。
がねさんとの対戦を思い出した。
というか、タイプによらずがねさん相手は(群雄なので)いつも曹丕でクソムーブしてた気がする。
予想外に長くなったので、後半に続く。